Hair Tips

髪ってどんなもの?

 

まず髪の役割とはなんでしょう?
私達の大事な頭部の保護、保温、夏の日光からも守ってくれます。
さらに身体に不必要な鉛、ヒ素、水銀等を毛髪に取り込み、体外に排出します。
もちろんおしゃれも大きな役割で、古代エジプトの時代から髪は美のシンボルでした。

髪の根本部分は毛球と呼ばれ球根のようになっています。
その内部の毛乳頭というところで血液から栄養分を取り込んで髪は日々つくられています。

毛髪は3層からできていて芯の部分(毛髄質、メデュラ)、そのまわり(毛皮質、コルテックス)、そしてうろこ状の表面、
皆様ご存知のキューティクル(毛表皮)に分かれています。

 

髪の成分は18種類のアミノ酸。そしてそのアミノ酸からできるケラチンというタンパク質からできていいます。
日々のバランスのとれた食事がよい髪をつくります。

毛髪の表面にあるキューティクルは爪と同じ硬ケラチンからできていて、何枚も重なり合って髪を外の刺激から守っています。

硬く太い髪ほどこのキューティクルは重なりが多くダメージにも強いですが、細い軟髪は少ないので痛みやすく注意が必要です。
またパーマのかかりや、カラーの染まり具合もキューティクルによって大きく影響します。

髪が痛むとき、まずこのキューティクルが傷つきはがれていって、髪の内部も少しずつ損傷していきます。
日々の過度なブローやヘアアイロンには気をつけましょう。
またカラーやパーマでもキューティクルが、傷つきやすくなるのでなるべくサロンでトリートメントをしたり、
家でもコンディショナーやトリートメントを使用してダメージを防いできれいな髪を保つようにしましょう。