Hair Tips

スタイリング剤の種類と使い方。 ヘアスプレー

これまで何回かにわけて、スタイリング剤の種類と使い方

を紹介させていただきましたが、今回はヘアスプレーです。

 

ヘアスプレーは、主にセット力がありヘアースタイルを

キープするフィニッシュ用のものと、ツヤを出すスプレーなどがあります。

 

ふつうヘアスプレーといえば、ヘアスタイルをしっかり固めて

ヘアスタイルがくずれないようするものですが、

なかにはスプレーした後も指が通せる

ソフトなタイプもあります。

 

特に細毛、軟毛の方で、雨の日など湿度が高い時や風の強い日は

お出かけ前に、ブローをしたりセットしたヘアスタイルを

一日持たせる為に、とても有効です。

また、男性のヘアスタイリングの時も、ワックスをつけた後に

スプレーをしておくと、髪の立ち上がりなどが長時間持続します。

 

スプレーを使う時は、上の方から少しはなして

円を描くように全体にかけます。

フロントやサイドなど顔周りや、上のボリュームが欲しい時は、

根元を少したちあげてから根元近くにかるくスプレーをかけます。

 

ふだん皆様がスプレーを使う時は、毛先につける場合が

多いと思いますが、ボリュームや立ち上がりが欲しい時は、

髪を少し持ち上げて根元近くにスプレーをかけるのがポイントです。

 

コテやカーラーで巻いたカールも雨の日はとれやすいので、

手のひらに毛先のカールをのせてスプレーをしておくと、

カールが長持ちします。

 

前髪を伸ばしている方や、よこに流してもすぐ下に

下りてしまう場合は、前髪を横に流して、手やくし等で

おさえてから根元近くにスプレーをしておくと、下に向いた

時も前髪が目にかからなくなるのでお試しください。

 

ハードスプレーをかけたあとは、なるべく髪をさわらないようしましょう。

またハードスプレーを選ぶ時はシャンプーした後、髪に残らない

ものを選んでください。

 

ツヤ出しスプレーは、かるくスプレーするだけで髪にツヤがでるので、

手をよごしたくない方におすすめです。

 

最後に、紫外線が強い時期に効果的なのがUVスプレーです。

紫外線の髪への影響については、こちらのHair Tips

髪の大敵! 紫外線    をご覧ください。

最近のUVスプレーは、髪だけでなく頭皮にもかけられるので、

頭頂部の分け目や、つむじの日焼け防止にもなります。

またSPFやPA表示ができるようになり、お肌の日焼け止め

のように、SPF 50のものもあります。

UVスプレーは、つけても固くならず紫外線のあたる髪の上部表面に

つけやすいので、春から夏の時期はお出かけまえの

使用をおすすめします。