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早春の越生 梅林と龍隠寺

早春の越生へ自転車に乗ってでかけました。

山道を行くと木々に花が咲いています。

 

龍隠寺に向かう坂道を行くと道脇

下馬門の楚石があります。

江戸時代に全国の曹洞宗寺院を統括していた

龍隠寺は大きな権力を持っていました。

当時、寺に訪れる位の高い大名でもここで馬を降り

歩いていかなければならなかったそうです。

 

越生の名刹、龍隠寺の山門は1842年に再建された

越生町の有形文化財です。

中には古い四天王の仏像が納められていました。

 

境内の高台にはこの寺とゆかりの深い戦国武将、

太田道灌と父道真の墓があります。

太田道灌は江戸城や川越城を築き、

学問や歌人としても優れた無敗の名将です。

寺では大河ドラマの主人公となるよう署名簿があり

私も署名してきました。

現在放映されている埼玉県の偉人、

渋沢栄一の大河ドラマ「晴天を衝け」

は高視聴率でスタートしたようですが、

いつの日かまた埼玉県を舞台とした

大河ドラマが実現するかもしれません。

 

 

有名な越生の梅林にも立ち寄ってきました。

今が見ごろの園内には

渋沢平九郎のぼりが立てられていました。

以前ブログで紹介した平九郎最後の地として

町おこしをしているようです。

大河ドラマを見て

この地にやってくる人も増えそうです。

花粉症のない私にとっては

気持ちの良い里山サイクリングでした。

春はもうすぐのようです。

家部