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古都鎌倉と湘南の海

古都鎌倉はNHK大河ドラマの放送で

人気がでているようです。

私が鎌倉を訪れた日は雨で静かでした。

最近は、着物や浴衣を着た若い女性をよく見かけます。

鶴岡八幡宮の東の鳥居を出たところには、

以前紹介した畠山重忠の館があった場所で

邸跡の石碑があります。

当時この近くには頼朝の御所もあり

政治の中心地だった事から、

重忠が頼朝から信頼されていた事がわかります。

 

鎌倉駅から鎌倉山公園へ目指しました。

途中、英勝寺の前を通ると

太田道灌屋敷跡の石碑をみつけました。

太田道灌といえば室町時代後期の

埼玉を代表する武士で

川越城や江戸城を築いた事で有名です。

以前訪れた越生の龍隠寺に墓があります。

道灌の末裔か建立したこの寺にも墓があるようです。

 

 

おとなりにある寿福寺は、

頼朝の父親、義朝の屋敷があった場所で

後に北条政子が鎌倉五山第三位の寺を

建立しました。

寺の裏にある墓地には北条政子の墓があります。

地元の方がきれいに掃除をしていました。

 

寺の裏山は源氏山公園です。

園内には鎌倉七切通しの一つ

化粧坂切通しがあります。

鎌倉は周りを山に囲まれているので

都に入るため山を削り道をつくりました。

化粧坂切通しは武蔵方面からの入り口。

以前紹介した埼玉に残る鎌倉街道の

始まりになります。

武蔵の武士たちは長旅の最後に

この狭く急な坂道を超えて

ようやく鎌倉に入ることができました。

 

 

 

 

 

こちらは鎌倉大仏の近くにある

大仏切通しです。

主に藤沢方面からの入り口になります。

 

久しぶりに大仏を訪れました。

 

次の日の朝、日の出前に

七里ガ浜を散歩しました。

人も少なく静かです。

 

遠くに江の島と富士山が見えます。

日の出の時間になると波に朝日があたり

きれいでした。

小動神社から見える江の島です。

腰越漁港近くにある万福寺です。

江ノ電の線路のすぐ横にあります。

源義経が頼朝に許しを請うために

腰越状を書いて滞在していた

有名な寺です。

 

 

海岸の道を朝日に向かって

ランニングしている人がいました。

 

晴れた日の七里ガ浜は

とても気持ちの良い眺めでした。

今回は鎌倉殿の13人

ゆかりの地を訪ねてみました。

家部